学部 アドミッションポリシー


アドミッションポリシーとは、各学科が求める人材とその人材をどのように育成するかを掲げたものです。

学芸学部

2008年度から相模女子大学学芸学部は、日本語日本文学科・英語文化コミュニケーション学科・子ども教育学科・メディア情報学科の4学科構成となります。それぞれに特色のある学科ですが、共通するのは、文系の教養をベースにしつつ、女性の資質を社会に生かす人材の育成を目指していることです。文系の教養とは、人間の生きる意味を根底から問うことであり、そのために特に「言葉」を大切にします。女性の資質とは、まさに「言葉」の深い理解力と柔軟な運用力ではないでしょうか。他人の「言葉」をよく聴き、そして自分の「言葉」を発信してゆく。そうした本当のコミュニケーション能力を伸ばしてゆける場が、相模女子大学学芸学部です。

日本語日本文学科

日本語日本文学科では、学科の標語として「ゆっくり学ぶ、しっかり生きる」という言葉をかかげています。これは本学科がこれまで一貫して実践してきた、一人ひとりの学生に寄り添って丁寧に指導し、ゆとりとぬくもりの感じられる教育の中から、個人の自立をうながしてゆくという姿勢を集約して表したものです。私たちはこれまでの経験の蓄積から、国際化が急速に進んだ日本社会にあっても、日本の言語や文学・文化を学びながら、まず己を知り、人を理解し、その上で社会へ情報発信してゆくことの意義が失われることはないと確信しています。むしろ、混迷を深める21世紀の世界の中で、自分の足元の文化をしっかり見つめて発言する人の評価は高まることでしょう。本学科では今後も社会から期待される、日本の言語や文学・文化に関する幅広い知識と深い教養を具えた人材を大切に育成したいと考えています。
 

日本語日本文学科では、本学科での学びを希望する人には、本学入学後の学習・研究に対応できるよう、読解・表現能力と日本文学に関する知識を、高等学校卒業時に求められる程度に修得してくることを望みます。

英語文化コミュニケーション学科

英語文化コミュニケーション学科は、自分と異なるものを理解し、受け入れようとする好奇心と柔軟性を持った学生を受け入れたいと考えます。本学科は、国際化が進む社会において、的確な判断と行動の基盤となるグローバルな視点を持ち、豊かなコミュニケーション能力で異文化間の橋渡しを担う人材育成を理念に掲げています。このような観点から英語圏を中心とする欧米文化に興味を持ち、自分が得た知識や体験を社会に還元したいと考える人、実務的な英語力のみならず、観光ビジネスや英語教育などの知識を生かし、幅広い世代に貢献したいと考えている人を歓迎します。
また本学科では入学時よりキャリア形成力の育成に努めており、2年次から「実践英語・留学コース」、「観光キャリアコース」、「英語教育コース」、「翻訳コース」、「欧米文化・文学コース」の5コースを設置しています。自分が思い描く将来の目標を実現するためには、早くからのキャリアデザインが効果的です。高校時より将来の進路を念頭に置きながら、その実現に向けて必要な知識、スキルを獲得するために意欲的且つ継続的に努力してきた方を求めます。

子ども教育学科

子ども教育学科では、教育基本法第11条に述べられる「幼児期の教育」の重要性に鑑み、保育所を含む児童福祉諸施設・幼稚園・小学校での保育あるいは教育の実践活動を十分に担い得る人材の育成と同時に、次代の社会の形成者として、また、保護者となるに必要な、幅広く深い知識や教養の修得を目指しています。
この目的を達成するために子ども教育学科では、子どもたちの心身両面にわたる成長過程を理解しようとする真摯な態度、「子どもの教育」に対する強い問題意識や興味関心、あるいは、子どもとの様々な交流を通して彼らと一緒に学び、「自らも育ち続けよう」という明確な意欲を有する学生を求めます。
そして、そのような学生たる証拠の一つとして、例えば、初等・中等教育段階における学習内容が十分に理解できていること、社会生活を営む上で必要な知識や教養や常識を身につけていることを期待します。とりわけ、人間同士のコミュニケーション活動の基本となる「観る・聴く・読む・書く・話す」に関する能力は、保育・教育指導技術習得の基礎となる学力以上に重要視されます。
幼稚園と小学校を同じキャンパス内にもつ相模女子大学子ども教育学科は、17名の専任教員による徹底した少人数指導により、あるいは、地域社会の人的・物的・環境的資源などを最大限に活用しながら、上記の学生たちを対象に、子どもに対する深い理解力と実践的指導力を持ち、人間味にあふれた心身ともに健康な社会人として育て、世に輩出することを保証いたします。 

メディア情報学科

メディア情報学科では、本や新聞といった印刷メディアから、テレビや映画、さらにインターネットやDVDに代表される電子メディアに至るまで、広くメディアに興味を持っている人を待っています。

本学科では、これらメディアの文化的な領域を、芸能面、国際面、コミュニケーション面から習得します。そしてコンピュータを用いてメディアの様々な表現手段や伝達方法を学び、さらには制作したコンテンツのビジネス面への展開まで総合的に学習します。これらの一貫した教育課程を具体的に実現するため、メディアカルチャー、ウェブデザイン、アニメーション、DTP、情報セキュリティ、そして情報ビジネスの6つの専門コースを設定し、各分野でより深く取り組めるカリキュラムを実現しています。

メディアの研究や制作は、一見派手に見えますが、実現には地道な努力と制作への情熱が必要です。自分が暖めているもの、大事にしているものをメディア情報学科で具体的に表現して、印刷物やネットワークなどの手段により、ニューメディアとして世界へ発信してみませんか。

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人間社会学部

人間社会学部の理念と目的は、まず社会人としてあるべき教養とマナーを身につけ、これからの社会とその国際化に対応でき、精神的にも社会的にも自立した個性豊かな人材の育成にある。それを達成するには、学問の基礎を固め、より社会的かつ実践的な「知」を追究する必要がある。人間社会学科で得られた教育研究上の成果を踏まえ、社会、情報及び心理という3ジャンルの「知」的融合の事例を継承させ、より現代人の心のしくみや社会のしくみなどの「複雑系」の全体像を理解させることにある。ただし、その場合に最も重要なのは感性である。女性ならではの豊かな感性がこれからの社会と時代を少しずつ変えていく大きな原動力の一つとなっていくと考えられるからである。したがって、人間社会学部では、「実践」、「自立」そして「感性」をその主要なテーマとして掲げておきたい。

社会マネジメント学科

社会マネジメント学科は、他人とのつながりを大切にしながら、自分ならではの感性を活かして、身の回りの生活から社会を変えていけるような総合的な実践力を身につけた人材の輩出をめざしています。自分で身近な社会の問題を見つけ、学校や地域社会などで解決に向けた実践的な取組みにチャレンジしてきた人、委員会やクラブなどでリーダー的存在として積極的に活動してきた人、将来のキャリアを意識しながら、英検、漢検、数検、簿記検定などの検定受験や資格取得に努めてきた人、現代社会のしくみに関心を持ち、自ら積極的に社会のために活動したい人、自分の思いや考えを情報ツールを使って表現・伝達してみたい人などに是非入学してもらいたいと考えています。 

人間心理学科

人間心理学科では、人間の心について臨床心理、心理社会、癒し文化という三つの領域から多面的に学習できる教育環境を整え、広い視野をもった人間の育成を目指しています。臨床心理の領域では自分自身を観察(内省)したり、他者との関わりの中で発見(対話)する演習系の授業が充実しています。また心理社会の領域では多岐にわたる現代心理学を網羅的に学ぶとともに,実験や調査から得たデータを客観的に分析する授業を行っています。そして、癒し文化の領域では、日本と世界各地における癒しについて歴史的、民俗的、人類学的に掘り下げる授業を展開しています。自己や他者のことを理解したい、人間の心理を科学的にとらえたい、人間の営みを文化や社会から考察したいと考えている人たちを歓迎します。

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栄養科学部

栄養科学部は健康栄養学科と管理栄養学科の2学科より構成されます。[医食同源]をキーワードに、健康栄養学科は食による健康維持と食育の専門家の育成に重点を置いた教育を、管理栄養学科は食による病気の予防と治療を実践できる質の高い専門知識を持った管理栄養士の養成を主眼としており、いずれも実務家栄養士の育成を目的としていますので、明確な目的意識を持った方に入学していただきたいのです。たとえば、食育のプロとして食に関わりたい人は健康栄養学科が、病院での食事指導ができる食のスペシャリストになりたいひとは管理栄養学科がふさわしいでしょう。

健康栄養学科

健康栄養学科では、日常の食生活が私たちの健康にいかに重要な意味を持っているのかを具体的に学びます。高校で学ぶ化学と生物を基礎にして、健康増進に必要な様々な方法についての理論と技術が習得できるようなカリキュラムで、複数の資格が取得できます。栄養面で実践的なアドバイスができる栄養士の資格をはじめ、教育の現場では家庭科教諭や栄養教諭として子どもたちの健康教育に従事できます。食品衛生監視員・管理者やフードスペシャリストの資格を取得することができ、それを通じて、生産者から消費者までの「食」をつなぐ食の安全・安心に関する知識を得ること、おいしい料理メニューを開発すること、心地よい食卓を演出することができるようになります。また、健康の維持には運動の理論に基づく実践も大切です。これらについて総合的に学びたい、何ごとにも積極的に取り組む人の入学を歓迎します。

管理栄養学科

管理栄養学科は、より高度な知識と技術を身につけて得意分野を持った管理栄養士育成のためのカリキュラムにより学べる学科である。先ず、本学科で学ぶためには自然科学の基礎知識を十分習得して臨まなければ到達目標に達することはできない。そこで、高等学校では一般数学、基礎化学、基礎生物の自然科学の科目をすべて学んでいることが重要である。また、管理栄養士は、食に関する支援を通じて、人々が健康で豊かな生活を送ることで社会貢献する意欲を持ち、人とのコミュニケーションを十分にとることのできる豊かな人間性を持ち合わせていなければならない。当学科では、そのスキルの熟練と目標に向かって学ぶことが出来ることから、自分で積極的にチャレンジする意欲に富んだ方の入学を期待している。

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短期大学部

短期大学部は2年間という短い期間で好きなこと、興味があることについて知りたい、学びたいという漠然とした思いのある人や、早く社会で活躍したいと願っている人に適した場を提供できます。「デザイン」や「ものづくり」が好きという人には生活デザイン学科があり、「食べもの」や「栄養」に興味がある人には食物栄養学科があります。「好き」や「興味」をさらに専門性を高めたいと思った時には、本学の4年制の学部への指定校推薦を受けて編入学をすることができます。もちろん他大学への編入学試験を受験することも可能です。就職する場合は、生活デザイン学科では住宅産業、サービス業、アパレル関係の小売業に就く場合が多くみられます。食物栄養学科では食品産業で商品開発や製品検査に従事する場合や、栄養士の資格を生かして保育園や老健施設で働いたり給食会社から企業や病院などに派遣されています。

生活デザイン学科

生活デザイン学科は、生活の中で本当に必要とされるようなデザインとはどのようなものなのか、デザインについて深く理解できる人材を育てたいと考えています。

デザインというと華やかなイメージが先行しがちですが、びっくりするような見た目のモノに接して、実は生活にうまくなじまなかった経験はないでしょうか?
生活デザイン学科が考えるデザインは、生活者の視点を忘れずに、生活を楽しく豊かにすることを大切に考えています。
そうしたデザインを学ぶためには、普段、生活をしている中で豊かな好奇心を発揮し、さまざまなモノに隠された工夫や、デザインの意図を感じる力、疑問や課題を発見し、観察・分析をする力、そして手を動かして問題解決のために努力することを楽しむ力、そして、そこでイメージしたことをデザインとして表現する意欲が必要です。
高校までの美術や技術家庭科をはじめ、国語・英語・理科・社会などの基礎的な科目においても、また課外活動においても、そうした資質を発揮する機会がいろいろあったと思います。積極的にそのような活動を行なってきた人の入学を望みます。

食物栄養学科

食物栄養学科では2年間という短い期間ではありますが、現在の社会から求められるニーズに応え、「高度で専門的な知識を養い、食を通じて健康の維持・増進に積極的にかかわることの出来る栄養士」を育てることを第一の教育目標に考えています。授業は高等学校で学んだ化学、生物等を栄養学の立場から整理する基礎教科から栄養士専門教育科目へと展開していきます。また、即戦力となるようスキルアップ科目を設けているのも本学科の特徴です。国家資格を手に入れて栄養士として早く社会に出て活躍したい人、食品会社などで商品開発や品質管理に携わりたい人、食生活や栄養に深い興味を持つ人の志望を待っています。更に、幅広く知識を深めたい人には本学をはじめとする指定校推薦枠を利用した大学への編入学の道も開かれています。

 

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